**akina’s simple blog**

年下の夫と小学生の娘との日々。シンプル&ナチュラルな暮らしが好き。。。

今年初のおでんで泣きそうになった話

母であり妻である私には、仕事があります。それも365日年中無休の仕事が。

そう、毎日家族のために食事を作り、洗濯をし、家族が散らかした部屋を掃除します。家族はその私の仕事を「当たり前」と思っているので、日曜日だからと仕事を代わってくれる者はいません。私も自分のやり方でやりたいタイプなので、「誰か代わって」とは言いません。

そんな先日の日曜日、急に寒くなったので晩御飯はおでんにしよう、という話になりました。

みんなで買出しに行き、牛スジやら練り物やら大根やらコンニャクやらを購入。「おでん」というと一つの鍋に材料を全部ぶち込んでただひたすらコトコト・・・と勘違いしている人も多いかもしれませんが、材料一つ一つのした処理が意外と面倒くさいのです。

大根を切って皮をむいて下茹で。ゆで卵を作る。コンニャクのした茹で。厚揚げの油抜き。「あ~何から始めようか」と考えているところに、娘が「もち巾着買うの忘れた!」と悲鳴が。

それは大変!わが家のおでんにもち巾着はマストなのです。最後にもち巾着で締める、というのが暗黙のルールになっているのです。

「あ~あ。お母さん、ちょっと買ってくるね」と歩いて10分のスーパーへもち巾着を買う為に歩き出しました。「まずはゆで卵を作って、空いた鍋で大根を茹でて...」と帰ってからの段取りを考えながら無事に購入したもち巾着(と缶チューハイ)を手にわが家の玄関を開けると...


わぉ!旦那と娘が台所に立って、大きな鍋を出してゆで卵を作っているではありませんか!大根も切ってあるではありませんか!

仕切るのが大好きな旦那が娘に指示を出しながらおでんの下ごしらえをしていてくれたのです。何となくそのままの流れで私は台所へは入らず、旦那と娘がおでんを完成させるのを見守りました。

誰かに作ってもらう料理って、こんなに美味しかったっけ?とうっかり泣いちゃいそうになるくらい嬉しい晩御飯でした。

私が普段作る食事もこんな風に美味しく感じてもらいたい!とそれから数日は料理がちょっとだけ丁寧になりました。

...数日だけですが。